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今年だけ?

おはようございますm(_ _)m

8/1   37.4   33.4

8/2   37.3   33.5

8/3   37.5   33.5

8/4   37.0   33.5

8/5   37.3   33.5

8/6   36.9   33.5

 

突然ですが、この数字が何か分かりますか??

感の良い人はすぐに分かったかもしれないですね( *´艸`)

 

気温(日中最高)です(^^)

左側が今年の8/1~6。

右側が1991年~2020年の同月同日の平均になります。

 

あくまで平均ではありますが、明らかに上がっていますね…

 

ちなみに、今度は左側が2020年で、右側が平均値です。

8/1   33.4   33.4

8/2   34.0   33.5

8/3   32.2   33.5

8/4   32.3   33.5

8/5   33.5   33.5

8/6   33.4   33.5

このことから2020年は概ね平均値の年だったようですね。

 

それを踏まえて2024年と平均値を見比べると、明らかに暑くなっているということが分かりました(;’∀’)

去年も今年とそう大きくは変わらないかな?という感じだったのですが、去年も一昨年も37℃は超えていないですね…

 

参考までに、気象庁のページを貼っておきますね(^^)

過去の気象データ検索

今年だけが異常に暑いのか?気象のことはそこまで詳しくないので私には分かりませんが、平均値やこの数年のデータをみる限りでは、地球温暖化→地球沸騰化という言葉に現実味を感じてしましました(-_-;)

 

昨今は高断熱化&高気密化が進んでいますが、これは冬の暖房エネルギーが、夏の冷房エネルギーに比べて圧倒的に大きい為、家庭分野でのエネルギー使用量を削減するにはこの断熱&気密を高めるのには大きな意味があります。

 

エネルギーだけではなく、快適性は勿論、ヒートショックの問題やそれ以外の健康性のメリットからも、同様に断熱化&気密化を進めることには一定の効果があるというわけですね(^^)

 

でも、高気密高断熱の家のイメージを一般のお客様に質問すると、概ね「夏涼しく、冬暖かい」そんな回答をいただきます。

 

細かいことを言えばそもそもそれは間違い!と言いたいのですが、長くなるのでそこは機会があれば(;^_^Aとさせてください(笑)

 

とりあえず、「夏涼しい」は間違っています(;^_^A

断熱&気密化が進めば進むほど、無冷房の状態で比較した場合、一般的な住宅に比べて室温は高くなります。

設計によっては38度以上〈40度くらいもある)の室温になってしまうことも当たり前にあるんです(;’∀’)

なので、冷房に頼るしかない!んですが(;^_^A

24時間ずっと冷房を使うとかをしないと、現実的には生活できないというわけなんですね…

 

じゃあどうしたらいいの?ですが…

やっぱりこの温暖な香川県ではこんなに断熱化しなくていい?とは思わないでください(;^_^A

暖房の光熱費を抑えるためにも、健康性を維持するためにも、快適に暮らすためにも断熱&気密化はとても重要なことになります!

 

その弊害である「夏」の快適&健康&省エネを叶えるためには、パッシブデザインの一つの要素である「日射遮蔽」とても重要になります(^^)

ここで具体的な方法を解説したのですが…

なんか、だいぶ長くなってきたので詳しい日射遮蔽の話はまた次回にでもしますね(;’∀’)

早く知りたい!という方は、弊社のホームページをじっくり見ていただくか、話を聞かせてくれ!とご一報ください(;^_^A

 

とは言え、こんなに暑くなると…

冬の為に高い断熱&気密性能を担保するのが本当に良いのか?と少し悩みますね…

冷房期間に比べて暖房期間の方が長いので、エネルギーが止まった際には、冬の方が命の危険のリスクも高まるし…

でも、この暑さの中エネルギーが止まったら…

冷房に頼った設計や風通しや排熱を考えた設計ではなかったら…

 

このことについては、しばらくゆっくりと考えたいとは思いますが、断熱や気密の数値ばかりが見られている時代のような気もして…

改めて本物のパッシブデザインの重要性を感じたので、ちょっと書きました(;^_^A

 

本当に毎日厳しい暑さですので、水分補給や休憩等、しっかりととって毎日乗り切りましょうね(^^)