パッシブZEH

passivezeh

パッシブデザインハウスミライエが考えるZEH

省エネ基準とZEH

 

住宅の断熱性、省エネ性が急上昇しています。これはとても素晴らしいことです。省エネ住宅の中でも注目されているのが「ZEH」です。

ZEHとは、ゼロエネルギーハウスのこと。ZEHは、建物の基本性能を向上させることでエネルギー消費量を抑え、使うエネルギー分を創エネ装置を利用して、建物のエネルギー消費量を概ねゼロにするものです。

 

 

  • 家庭で使うエネルギーを太陽光発電や省エネ設備を使用することでネットゼロにする
  • →大きな太陽光発電が必要
    →省エネ設備を入れても快適性は向上しない

 

  • パッシブデザインで使うエネルギーを減らしたうえで、省エネ設備を使用してネットゼロにする
  • →太陽光発電は必要な容量だけ
    →省エネ性だけでなく快適性や健康性も向上する

建物の基本性能の向上には、「断熱性の向上」「省エネ設備の利用」が基本となります。断熱性能の向上とは、国の定める断熱性能の基準(香川県は0.87)を概ね70%削減した数値(0.6)にまで性能を高めることが条件にあります。このZEHの断熱性能の基準からも読み取れることではありますが、国の定める省エネ基準の断熱性能は最低限の性能であるということです。省エネの基準は今後住宅のエネルギー消費量を減らしていくことを見据えて、住宅業界の断熱性能を底上げする目的でスタートしており、決して高い水準ではないということを知っておいてください。

裏を返せば、ZEHの基準である断熱性能こそが、省エネ住宅を進めるうえでは本当の基準であるとも言い換えることができると思います。そこで、ZEHは省エネにある程度一定の効果がある断熱性能の基準を設け、冷暖房の負担を減らし、高効率の省エネ設備を使用し、より省エネな住まいにすることで、できるだけエネルギーを使わなくても暮らせる住まいを目指しています。

しかし、生活をするうえでエネルギー使用量をゼロにするのはとても難しいことなので、創エネ装置(太陽光発電等)で使用するエネルギーをまかなうことでエネルギー収支ゼロの家を目指しています。ZEHは断熱性能の向上によって冬の快適性が向上します。

また、省エネ設備によって無駄なエネルギーをできるだけ使わずにすみ、創エネ装置で家庭で使用するエネルギーをまかなうことで、光熱費の負担を減らしてくれるという、住まい手にとってはとても素晴らしい住まいなのです。

ZEHの住まいで暮らすうえで知っておきたい本当のこと。

ZEHの住まいはとても素晴らしい住まいです。そこに補助金を受けられるかもしれないことも考慮すれば、建築費の負担も減らしてくれてさらにお得になります。しかし、誤解してはいけないことがあります。

●省エネ基準相当の家から考えると、断熱性能の向上にかかるコストアップがあること。
→コストアップの問題

●断熱性能が向上したからといってもZEH基準合格ライン程度では、太陽光発電等の創エネ装置がある程度必要になること。
コストアップの問題

●断熱性能の向上によって、冬の暖かさは向上するが夏はかえって暑くなってしまうことがあること。
→夏の快適性の問題

●省エネ設備や太陽光発電は省エネではあるが、快適性は向上しないこと。
→必要なコストの割に省エネ性のみのシングルメリットの問題

このように、ZEHの家だからといって実際に快適になって、省エネになるとは言い切れない問題を抱えています。省エネだと思っていても、意外と暖房に頼りがちだったり、夏暑くなってしまって冷房費がかさんだりして、実はそれほど省エネになっていなくて、それを補う為に太陽光発電を多く設ける必要があったりすることも…
もし、必要以上に建築コストを上げずに、本当に暖涼感が良く快適で、健康的で、省エネなZEHを考えるのであれば、「パッシブデザイン」を取り入れたZEHの家を知っておいてください。

パッシブデザインハウスミライエのZEH普及目標

2016年:ZEH割合30% 実績:0%
2017年:ZEH割合40% 実績:100%(BELS取得率100%)
2018年:ZEH割合50%
2019年:ZEH割合50%
2020年:ZEH割合50%

パッシブデザイン×ZEHパッシブZEH

「パッシブデザイン」とは、建物のまわりにある自然エネルギーを最大限に活用&調節することによって、一年を通じて暖涼感に優れた快適で健康的で省エネな住まいを実現しようとする設計手法です。

パッシブデザインは設計手法の為、それ自体にコストはかかりません。正しくパッシブデザインを取り入れれることができれば、夏涼しく冬暖かいのはもちろん、一年を通じて快適で健康的で省エネな暮らしを実現することができるのです。そして、パッシブデザインを取り入れていない住まいに比べて、同じように暮らしていても、使用するエネルギー量を減らすことができることによって、ZEHの家を目指した時に、どうしても採用しなければならない創エネ装置にかかるコストを減らすことができるのです。
分かりやすく言えば、設備機器の負担を減らすことで、使用するエネルギーをできるだけ減らし、太陽光発電等の創エネ設備にかかる負担も軽減し、より快適で健康的で省エネでありながら、建築コストも抑えることができます。

パッシブデザインとZEHは相性が良い!

パッシブデザインとZEHが融合した「パッシブZEH」こそが、実際に住まい手の幸せを実現する本当のZEHと言っても過言ではないように思います。正しくパッシブデザインを取り入れた「パッシブZEH」の住まいならば、一年を通じて暖涼感が良く快適で、そして健康的。省エネ効果も高く、創エネ装置で光熱費の負担も軽減してくれる住まいなのです。何よりも嬉しいのは、一年を通じて快適で健康的で省エネなのに、パッシブデザインは設計手法のためコストがかからないうえに、設備にかかるコストを抑えることができるところです。

ただし、こんなに素晴らしいパッシブデザインですが、実は奥が深く非常に難しい技術です。とにかくパッシブデザインを取り入れた家をお願いしたとしても、正しい知識や経験、計算やシミュレーションを重ね検討しなければ、せっかくパッシブデザインを取り入れた住まいを考えていても、思うような成果が出ないこともあります。自然エネルギーとうまく付き合うということはそれだけ難しいことなのです…しかし、それさえできれば住まい手にとって快適・健康的・省エネのトリプルメリットをもたらしてくれる素晴らしい技術です。もし、ZEHが気になるなぁ…というご家族は、正しくパッシブデザインを取り入れた「パッシブZEH」を検討してみて下さい。実際に快適で健康的で省エネな暮らしが実現できることでしょう。

そんな奥が深くて難しいパッシブデザインについても学べる「住まい教室」を毎月開催しています。まずはパッシブデザインがどういうものかについて勉強しに来て下さい。

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