施工事例

Works

南北に長い敷地に建つ、南向きパッシブZEHハウス

~この敷地での平屋の弱点を克服した家~

親族が所有する土地に、家を建てることになったOさん。
しかしこの土地は、南北の間口が狭いという課題がある土地でした。
大手メーカーや工務店をまわって図面を書いてもらいましたが、北側が暗くなるものばかり…。
そんななかで唯一、北側も明るくなる図面を書いてくれたのが、パッシブデザインを取り入れたプランでした。
平屋ですが、外から見ると2階部分があるようなデザインになっています。
それはリビングの天井近くに窓を設けているから。
南側の窓は多すぎても少なすぎてもいけないんです。日中は日射熱をできるだけ取り入れ、夜は熱の損失量を抑えるために、面積比率を考え、ガラスを選別し、断熱カーテンを取り入れました。大きさや性能を検討し窓を吹き抜けに設けることで、キッチン近くまで光を届けることもできるんです。
もうすぐ誕生する新しい家族との生活が始まる前に、自然のエネルギーで快適に暮らせる家を手に入れたOさん。
「夫婦そろってリビングがお気に入りなので、子どもが生まれても、リビングでたくさん快適に過ごしたいです」と笑顔で話してくれました。